授業をつくるTV

このブログでは,youtube「授業をつくるTV」と連動して,子どもと教師,子ども同士のやり取りから,授業の姿やそれを作り出す教師の思いを考えていきます。

第6回「みんなが活躍できる発表会」

↑クリックして動画を見てください。

 

今回は,調べ学習の発表会を取り上げました。

 

発表会では,よく1つの班ごと,前に出て発表させますが,順番に全部の班を発表させると,とても時間がかかります。そうすると,発表にかかる時間を減らすために,班の人数を多くしがちです。班の人数が多いと,発表を作る際に,何もしない子どもが生まれてしまいます。

 

そこで,ブースを作り,前半,後半に分けて発表会を開きます。

例えば…

1班から4班は,前半:発表,後半:聞いて回る。

5班から8班は,前半:聞いて回る,後半:発表。

 

班の数はもっと増やすことも可能です。

以下,今までやってみての発表会の注意・配慮事項です。

・ひと班の人数は2~3人。

・同じテーマの人同士で組ませる。

「これを調べたい」で集まった人たち同士〇。ただ単に「友達と組みたい」✖。

・多目的ホール(教室2個分ぐらいの大きさ)で行うとよい。

・発表のブースには机があるとよい。回る方はいすを持って回るとよい。

・大体,前半後半それぞれ15分~20分ぐらい。

・前半同士,後半同士は発表を聞き合うことはできない。

・ひとつの班は,時間まで繰り返し何回も発表することができる。

・発表は班で行うが,聞いて回るときは,できる限り個人で回るようにするとよい。

・聞く方はメモを取りながら聞くようにする。

・発表の最後に質問するときは,敬語や丁寧な言葉を使う。雰囲気を崩さない。

 発表者と質問者の関係〇。友達同士の関係✖

・男子が男子の班の発表だけを回る。女子が女子の班の…はよくないことを伝える。

・発表は最初から聞く。まだ聞いていない班の発表が終わっていないときは,真ん中で待つ。慣れるまでは,教師が真ん中で指示を出すとよい。「あそこ空いたよ。」

・3年~6年生で実施しました。

 

発表の仕方は,A3用紙を使った紙芝居方式です。

まず,A3用紙が1枚1項目で何枚必要になるか計画を立てさせます。

次に,何枚目を誰が担当するかを決めさせます。

例えば,6年生理科「太陽の調べ学習」では,

1枚目,太陽の大きさ,A君担当

2枚目,太陽の表面,B君担当

3枚目,太陽の温度,A君担当

4枚目,まとめ,B君担当

という具合です。

発表の最後には,それぞれ調べてみた感想を言わせるとよいかもしれません。

 

発表作りについてです。

よくA3用紙の表に,説明する文章を長く書いてしまう子どもがいます。そうした発表では,発表者も聞く方も,ただその文章を読むだけ(目で追うだけ)になってしまいます。

そこで,A3用紙の表は,項目や図,イラスト,写真,キーワードだけとし,裏に発表原稿を張るようにします。誰かにイラストなどを指で刺してもらいながら発表することも可能です。

発表のイメージとして,パワーポイントでの発表を意識させると,将来につながってよいと思います。