授業をつくるTV

このブログでは,youtube「授業をつくるTV」と連動して,子どもと教師,子ども同士のやり取りから,授業の姿やそれを作り出す教師の思いを考えていきます。

インスタグラム授業をつくるノートに至る思い…

一月前からインスタグラム授業をつくるノートを投稿し始めました。今回は,それを始めるに至った思いについて書きました。

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蜜蜂と遠雷…

2017年本屋大賞に選ばれた「蜜蜂と遠雷」。

ピヤノのコンテスタント(コンテストに挑戦する人)の成長を描いた一冊。

数年前に読んだとき,それほど重要ではない一節が,とても心にひっかかりました。

蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷

 

 

…5,6年前までは訳の分からない勘違いした曲想でうっとりと弾くコンテスタントが結構いたような気がするのだが,今はそんなコンテスタントはいない。みんなちゃんと音楽になっている。明らかに,インターネットの登場であらゆる音源や情報が入手できるようになった今,世界的にレベルは底上げされてきているのではないだろうか。…

 

小説の中の一節ですが…きっと今,世界中で同じようなことが起きているのだと思います。インターネットを通じて,直接的な動画や音源,情報を素早く,気軽に手に入れることができるようになった今,技能系のあらゆる職業でレベルの底上げが見られるようになった,または,なっていくのではないでしょうか。

 教育の世界では…

教育の世界はどうでしょうか。教師も技能系の職業であると言えると思います。

さらに今,団塊の世代が次々と退職し,若い世代が増えてきています。授業の共有や情報は必須のはずです。

教育の世界において,インターネットによる底上げを起こすことはできるのでしょうか。

 

授業の情報がインターネットに流れていないのかというと,そうではなく...授業の指導案やブログなど,文章としての情報はたくさん流れています。

しかし,教師と子どものやり取りや雰囲気などは,文章からは直接伝わってきません。

やはり,文章ではなく「授業を観る」ことで得るものはたくさんあると思うのです。

私たちは,年に1,2度,公開研究会への参加,または,校内研究で授業を参観し合うことでしか,授業を観ることはできません。

動画で直接,よいと言われる授業を観ることはできないのでしょうか。なぜ,直接的な動画がインターネットに多く流れないのでしょうか。そこには,個人情報の壁が存在します…

個人情報の壁…

インターネット上で,授業を直接観ることができれば…しかし,そこには個人情報の壁が当然のように存在します。

教師と子どものやり取り,子どもの発言,子ども同士のやり取り…今の授業は一方的な教師の講義ではないため,映像には子どもの姿や発言が多く映るようになります。そのような子どもの姿や発言を許可なくインターネットに流すことはできないのです。それは今の世の中,至極当たり前のように思います…

つまり,私たち教師が,授業を直接観るためには…やはり地道に…実際に足を運ぶ以外にはないのだろうと思います。

しかし,それでも,このインターネットの世界で何かできないのか…何かできるのではないか…そう思うのです…

インスタグラム授業をつくるノート

1月前からインスタグラムに授業の構想ノートを投稿し始めました。

instagram.com

 算数,理科,社会の日々の授業構想ノートですが,はっきりいうと恥ずかしいです。

観る人が見たら,「こんな授業をしているのか…」という方もおられると思います。

日々の授業を公開することは大変勇気がいることなのだと感じています…

なぜ,授業構想ノート,そしてインスタグラムなのかですが…

なぜ授業構想ノートなのか…

まず,板書(授業後の黒板)をそのまま投稿すると…学校などの許可が必要になるからです。

しかし,授業構想ノートであるならば,そのハードルは低いのではないかと思うのです。

私の授業構想ノートには,板書計画を中心に,赤ペンで教師の投げ掛け(T),子どもの予測される反応(C)など,具体的な授業のやりとりが書いてあります。(ポイントになる部分だけです。)

さらに,青ペンで授業後の振り返りも残しています。つまり,板書よりも授業の様子や流れが伝わりやすいのではと思いました。

 

また,特別な授業だけではなく,日々の授業を投稿するということも大事だと思っています。

私たちが参観する研究授業では,新しい提案が多く見られます。(それはそれでとても大事だと思います。)しかし,参観した研究授業を日々の授業にどう繋げていくか,難しいと感じる場合もあるのではないでしょうか。

教科書に沿って組み立てられた日々の授業はどうなのか,そこを知りたい人も多いのではないかと思うのです。

 

まずは,自分が続けられるかですが…授業構想ノート自体は,殴り書きで書いていたので,それをきれいに書くようにし始めました。

1か月続けてみましたが,私自身の日々の授業にも繋がりますし,これなら続けられそうだと思いました。

なぜ,インスタグラムなのか…

なぜ,インスタグラムを選んだかというと…

ばらばらに投稿したとしても,#ハッシュタグによって検索をかけることができるからです。フェイスブックではそれは難しいです。

今は「#理科植物の発芽と成長④」のように「#教科単元名時数」の順に#で投稿しています。(学年を入れなかったのは,「5年」全角,「5年」半角で検索が分かれるからです。)

本当は…みんなで投稿してほしい…

構想ノートを投稿することは,実際やってみて,とても勇気のいることだと分かりました。

けど,本当は全国のいろいろな人が日々の授業を同じように投稿してくれるといいなと思うのです。

授業構想ノートは,人によって書き方は様々だと思います。私はたまたま板書計画中心の授業構想ノートですが,いろいろあっていいと思っています。

授業構想ノートの投稿が集まると,一つの授業のやり方だけでなく,たくさん授業のやり方がデータとして集まります。しかも,そのデータを気軽に携帯で検索してみることができるのです。

そして,参考にする人は,その中から自分の学級の実態にあった授業を選べると思うのです。

毎日ではなく,とびとびでもいいと思います。1回限りでもかまいません。授業をつくるノートを一緒に投稿していきませんか。

完璧でなくとも,今頑張っているものであればよいと思うのです。完璧な授業などないと思うのです。

若者も,ベテランも,教諭も,管理職も関係ないと思うのです。

一つの投稿が誰かの授業につながっていきます。

日々の取り組みがつながりをみせていきます。

ぜひ…

インスタグラムでサブアカウントを作成する方法

匿名で投稿するのであれば,アカウントを複数取得する必要があります。

下記にリンクを貼っておきます。参考にしてください。

appllio.com